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【コラム第23号】川崎の事件についての提言


川崎の事件の概要が少しずつ分かってきたようです。

 

小学生と保護者の方がお亡くなりになり、心からお悔やみを申し上げます。

 

その他にも、けがをしたたくさんの方がおられます。

 

これらの方には、何の問題も責任もありません。

 

とても残念な事件です。

 

 

さて、このような事件があると、「引きこもり状態」になっている子どもを持つ親は、不安になりますね。

 

 

 

私が伝えたいと思うのは、「引きこもり」が直接の原因でないことです。

 

犯人は、子どもの頃から不幸な境遇におかれています。

 

養父母の家に預けられて、実父母の子どもと明らかに差別された扱いを受け、恨み続けてきたと思います。

 

これは想像ですが、今回の事件は、その養父母への仕返しだと思います。

 

どうやら、長年の恨みをはらしたようです。

 

ですから、「引きこもり」の家族は、そんなに心配しないでください。

 

それよりも、「引きこもり」当事者との日常の会話ができるように、仲よくしてください。

 

やはり、当事者の一番の味方は、親なのです。

 

 

世間常識に囚われて、当事者に批判的な態度をとらず、よき理解者として優しく接してください。

 

私は、この事件をきっかけにして、親子が仲よくなるように願っています。