川崎の事件の概要が少しずつ分かってきたようです。
小学生と保護者の方がお亡くなりになり、心からお悔やみを申し上げます。
その他にも、けがをしたたくさんの方がおられます。
これらの方には、何の問題も責任もありません。
とても残念な事件です。
さて、このような事件があると、「引きこもり状態」になっている子どもを持つ親は、不安になりますね。
私が伝えたいと思うのは、「引きこもり」が直接の原因でないことです。
犯人は、子どもの頃から不幸な境遇におかれています。
養父母の家に預けられて、実父母の子どもと明らかに差別された扱いを受け、恨み続けてきたと思います。
これは想像ですが、今回の事件は、その養父母への仕返しだと思います。
どうやら、長年の恨みをはらしたようです。
ですから、「引きこもり」の家族は、そんなに心配しないでください。
それよりも、「引きこもり」当事者との日常の会話ができるように、仲よくしてください。
やはり、当事者の一番の味方は、親なのです。
世間常識に囚われて、当事者に批判的な態度をとらず、よき理解者として優しく接してください。
私は、この事件をきっかけにして、親子が仲よくなるように願っています。