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【コラム第1号】発達症仮説


発達症についての記事を書いていきます。

 

私は発達症や発達障害についての講演会や研修会など、いろいろな場所に出かけていますが、これと言ってすっきりする話を聞くことがありません。 

 

それで、私自身が発達障害に対しての仮説を立て、問題を解決していく試みをします。

 

今回は、「発達症仮説」です。

 

まず発達症とは、生まれつきの自閉スペクトラム障害の特性があり、成長過程の中で二次的にADHDやLDなどの障害を重複しているものだと考えています。

  

そのわけは、自閉スペクトラム障害の乳児が生まれつきコントラスト視力がよく、細かな物が見え過ぎるところがあります。

 

その見えるものを集中して見つめてしまうところで、それが「こだわり」になっていくと考えます。

  

この「こだわり」が脳の成長発達を遅らせ、ADHDやLDなどの二次的な障害を作ってしまうのです。

 

自閉スペクトラム障害の子どもの半数以上がADHDを併発しているとのこと。

 

この子どもたちが、やがて発達症になるというのが私の発達症仮説です。