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涙を流すのは健康によい~心の闇を水に流す


 

まだまだ早いですが、夏になれば海へ行きたくなりますね。

 

海の波音を聞いているだけでも、心が落ち着くところがあります。

 

また、温泉に行きたくなりますね。

 

あったかい温泉は、心身を癒してくれます。

 

そうです。

 

水には、特別な効果があるのです。

 

昔は、井戸端会議という日常があって、井戸の周りに人が集まって洗濯などをしながら、他人の悪口やら世間の噂やら、集まった人たちで話に花が咲いていました。

 

水道が普及していない頃は、井戸で水を汲んで炊事をしていたからです。

 

井戸のまわりでは、水がどんどん流れていくので、悪口も噂話も、水に流れていったわけです。

 

井戸では、みんなの心の中が洗われていたのです。

 

 

 

さて、水には心理的なものを、きれいに洗い流す効果があるのです。

 

不思議ですね。

 

みなさんは、悲しい時に自然に涙が流れるでしょう。

 

あれも、悲しさを涙の水で、洗い流しているのです。

 

たぶん、泣いた後は、すっきりした気分になると思います。

 

「男のくせに泣くな」と言われることがありますが、本当は涙を流して泣いた方が精神衛生上でよいのです。

 

我慢する必要はありません。

 

 

 

私は映画が好きで、月に10本以上を鑑賞しています。

 

そうは言っても、映画館でなく、BS放送のスカイパーフェクトテレビで放送されている映画です。

 

感動的な映画作品を観ると、涙が自然に出てくるのです。

 

この感覚が何とも言えず好きです。

 

「心が洗われる」と言いますが、素晴らしい作品を観ると、汚れている自分の心がすっきりときれいになります。

 

それで、自分の心を美しく保つために、私には映画を観ることが必要なのです。

 

感動の涙を流すことができるからです。

 

そこでは、自分にも、こんな美しいことに憧れる心があると確認できます。

 

私は汚れた心の持ち主なので、映画を観ることによって、きれいな心の自分になりたいと願っているのです。