以前、入浴中でしたが急に苦しくなって、とりあえず下着を着て風呂場から這い出ました。
あとで分かったのですが、これは胆石の痛みだったのです。
そこらの床でのた打ち回っている私を見た女房は、ゲラゲラと笑っていました。
まさか、胆石で苦しんでいるとは想像ができなくて、私が芝居をしているのだと思ったのでしょう。
女房に相手をしてもらえない私は、仕方なく2階へ上がって布団に転がりました。
上を向いても、横を向いても、うつ伏せになっても、苦しいのが治まりません。
次の日は仕事を休んで、朝いちばんに病院へ行きました。
レントゲンを撮ると、石が何個も映っていました。
医者に「昨夜はバファリンを飲みました」というと、「もう我慢せずに、夜中であっても激痛の時は直ぐに病院へ来るように」
「バファリンなんて効かないから、モルヒネを出してあげるよ」と言われました。
その時に、胆石を溶かす薬をもらったので飲んでいたら、おしっこと一緒に石がコロンと出て、痛みが治まりました。
そこから数年後、また同じような痛み症状が出たので、これは胆石だと思いました。
その時は、石が水に溶けるのを知っていましたので、2Lのペットボトルの水を何本もがぶ飲みしました。
数日間、水を飲み続けていたらいたら痛みがなくなりました。
その後、改めて病院へ行って医者に状況を話すと、「痛みが治まってよかったですね」と言われて薬もなしでした。
どうやら、私の水 がぶ飲みの方法は正解だったようです。
私は医者が出すクスリの怖さを知っているので、飲みたくなかったのです。
モルヒネは、アヘンを原料にした麻薬です。
依存性も強いです。
やはり私は、危ない薬などを飲みたくないのです。
その思いを通して、現在まで元気に仕事をしています。
胆石の痛さ苦しさは、経験したものでなければ理解できないと思います。
でも、その激痛が消えるほどよく効く薬というは、やはり副作用も強いと思います。
また今度、胆石痛になったら、水をがぶ飲みする方法で対処しようと思っています。