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アインシュタイン~天才的な能力以上に運がよかった

 

私はアインシュタインが好きです。

 

特に、その生き方に学ばなければならないと思っています。

 

諦めない姿勢のところです。

 

アインシュタインは、みなさんがご存知の天才物理学者です。

 

相対性理論を考え出した人です。

 

彼がすごいと思うのは天才的能力よりも、運のよさです。

 

彼が子どもの時は、学校での勉強があまり好成績でなかったようです。

 

大学入試でも、外国語(おそらく英語)が苦手で、不合格になって1年間の浪人をしています。

 

それで予備校みたいなところに通って、やっと大学へ入学が許されたようです。

 

大学時代は熱心に研究をしたようですが、まわりから認められずに、どこにも就職ができなかったのです。

 

彼は無職のニートみたいになっていたのですが、それを見かねた友人の父親が、特許庁の申請受付の事務仕事を紹介してくれて、たぶんアルバイトみたいな身分で職を得たようです。

 

彼は物理の大学研究者になりたかったのですが、事務仕事の空いた時間に自分一人で研究を続けていました。

 

その研究成果を論文にして発表していたのですが、学会などから取り上げられることが全くありませんでした。

 

ところが、たまたま有名な学者にアインシュタインの論文を読む機会がありました。

 

誰もアインシュタインなどを認める者はいなかったのですが、その有名な学者が論文を高く評価しました。

 

その学者の推薦で、アインシュタインは大学の教授として招かれて、その後、有名な学説をどんどん発表していったのです。

 

だから、この有名な学者に認められなかったら、特許庁の受付事務の仕事を続けて生涯が終わっていたかも知れません。

 

そのところで、アインシュタインは「運がよかった」と思うのです。 

 

人間は、能力の有無だけでなく、人生の運も大事なのです。 

 

だけど、「努力があってこその運」というところもあるので、能動的に勉強をすることも大事なのです。 

 

アインシュタインは、発達障害の可能性が高いように思います。

 

発達障害の部分が能力として表れた時、天才になるのだと思います。

 

ただし、本人の努力と運のよさの両方がなければ、難しいでしょうね。